山田星太郎  Seitaro Yamada            CV-download

1982年生まれ  宮城県塩竈市出身

ファッション・広告・企業PRを中心に活動中。
被写体の自然な魅力を引き出すことが得意です。
広告プロダクションからキャリアをスタートした事もあり、インテリア、フード等の撮影にも柔軟に対応できます。

並行して、作家活動も精力的に行なっており、近年の作品では富士山を物語の軸に置き、その周りを旅しながら、偶然出会った人々や風景を撮影したシリーズ「KINGDOM」で個展を開催いたしました。

略歴
2002: 仙台高等技術専門校 インテリアサービス科卒業
2003: THE BOOTING FILMSのドラマーとして、バンド活動を精力的に行う
2005: 渡豪 その時に以前から興味のあった写真で生きていこうと決める
2006: 広告写真制作会社 Bee Studio勤務 
2009: 六本木スタジオ勤務
2013: 写真と並行で、ニューシネマワークショップで映画制作を学ぶ
2014: フォトグラファーとして独立

展示歴
2018: 個展「サンライズソング」@Place M 新宿
2023: 個展「KINGDOM」@epSITE Gallery 丸の内

受賞歴
2021: Portrait of Japan2021 「サンライズソング」入選
2021: Canon写真新世紀2021 「KINGDOM」佳作
2022: 塩竈フォトフェスティバル「KINGDOM」特別賞


趣味: ドラム・ゴルフ

Clients

Amazon Japan|株式会社クボタ|株式会社 聖林公司|Paul Smith Limited|4°C  F.D.C PRODUCTS|集英社|宝島社|BARFOUT!|.2nd Magazine|DEW  Magazine|株式会社 bitA |イントリックス株式会社 |株式会社 撮影ティブ | 株式会社ビューティガレージ|Lyon Wedding|東京ファッションエッジ etc.

Personality

子どもの頃から、何かを作ることが好きな少年でした。特に小学校の図工の時間が楽しみで、誰よりも夢中になっていたように思います。手を動かし形にして、友達に見せる。驚いたり、笑ったり、そんな反応が返ってくるのが嬉しくて、何かを作ることは自分にとって、なくてはならないものになっていきました。そして、もうひとつ夢中になったのが映画です。毎週末、テレビで放映されるルパン3世やジャッキー、シュワちゃんの映画が始まると、毎回現実を忘れて別世界に引き込まれていました。

中学では野球部に入り、ひたすら白球を追いかける日々を過ごしました。
仲間とともに戦い、勝ったり負けたりしながら、チームで何かを成し遂げることの意味を学びました。
また、中3の時に初めて「写ルンです」を買ってから、旅行に行った時や友達とのたわいもない瞬間を記録することが習慣になっていきました。当時はもちろんフィルムだったので、現像があがってくるまでのワクワク感や、プリントをみた時のタイムスリップするような感覚がたまらなく好きでした。

高校では音楽にのめり込みます。ザ・ミッシェル・ガン・エレファントに憧れてドラムを始め、バンドを結成。ひたすらメンバーとコピーを繰り返し、当時のミッシェルの曲はほとんど演奏できたと思います。そして卒業後は1年間、高等技術専門校で内装、建具、製図といったインテリア全般に関する技術を学び、卒業と同時にコピーバンドからも卒業し、本格的なバンド活動へシフトしていきました。(就職しろよ…)
バンドではオリジナルの楽曲制作に加え、メンバーとの化学反応をどこまで純度高くライブで出せるのか?そのような事に本気で取り組んでいました。有り余るパワーのほとんどを音に込めていた時代でした。

そして23歳のとき。当時のバンドメンバーが脱退し、これからどう生きていくのか?人生について考えるタイミングが訪れていました。そんなとき、当時のバイト仲間がオーストラリアにワーキングホリデーに行く予定だと聞き、その制度の事を知りました。働きながら海外に滞在できる、そんな最高な制度があるのか!?  直感的に「行くしかない!!」と思い、少しの貯金を握りしめて飛び立ちました。

オーストラリアでは、国も言葉も文化も違う、さまざまな人たちと出会いました。彼らと語り合ううちに、「世界にはいろいろな人がいるな〜」と、当たり前の事を心の底から体感したように思います。
また、当時Rock&RollやPunk一筋だった自分が、HiphopやReggae、Technoといったクラブカルチャーの洗礼を受けたのもオーストラリアでした。価値観や視野がオーストラリア大陸のように、ぐんぐん広がっていく感覚がありました。そして滞在最後の旅ではエアーズロックを観ることができました。その時に、今までぼんやりとだったけど、やはり「ずっと好きだった写真の道に進もう!!」と、世界の中心で決意を叫び、帰国後にこの世界へと足を踏み入れました。

独立して、気づけば10年が経ちました。
この10年間、写真を続けてこられた理由。それは、やればやるほど写真の奥深さを知れたからだと思います。
写真は決して一人で作るものではありません。シャッターを切るその瞬間までには、クライアントの想いがあり、仲間たちのプロフェッショナルな仕事があり、そして被写体の人生があります。それらが交わることで「ひとつの写真」が生まれます。その写真が、僕たちに「驚きや感動」を与えてくれるのです。その「驚きや感動」を仲間と共有し、それがまた、見た人の心を動かしていく。これは、子どもの頃に何かを作り、友達が面白がってくれたあの感覚に通じているのかもしれません。

そして写真は、私をまだ知らない場所へと連れ出し、新しい人々との出会いを生み出してくれる。
これからも、写真を通して世界と向き合い、つながっていきたい。今はそう願っています。

note

自分が辿ってきた人生や、写真の事をマイペースに更新してます。


※エアーズロックにて、知らない人のカメラと予言的ツーショット


 Exhibition "KINGDOM"

at epSITE Gallery 2023

エプサイトギャラリー公募展より選出されました。



Exhibition "サンライズソング" 

at PlaceM 2018



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